「家づくり」を通して伝えたい「大切なコト」

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子供が生まれて初めて触れる家は、自然の木の床であることが望ましいと長崎材木店は考えています。木の持つ強さや優しさ、そして優しい肌触りが、子供の健やかな成長に影響するからです。そして、木の家で育つことで、感受性が豊かになり、夢を持って自立していける人間になると信じています。家というものは、本来、家族みんなで造るものです。家造りを通して、家族が向き合いながら、お互いの人生観を確かめていきます。自然素材は生きているからこそ、反ったり、ヒビが入ったりしますが、手をかけることで、より丈夫になっていきます。家族関係も、時にはヒビが入ることがありますが、ひとつ屋根の下で暮らすことで、関係が修復されていくわけです。そして、前よりもさらに強い絆で結ばれると言えます。

現代社会においては、人々の暮らしや住まいを繋ぐ、基本的な土台が犠牲にされていると長崎材木店は考えます。効率化や簡素化を優先した生活は、いつの間にか、暖かみのある風景を失わせているわけです。それに対して、自然に還る素材を大事にする生活は、豊かに長く住み続けるための礼儀として必要になってきます。自然というものは、単純でありながら合理的で、調和と共生に満ちています。そして、蘇生力にも満ちているので、失われた暖かみも取り戻せると期待できます。自然環境と調和する暮らしは、本物志向の子育てにとって不可欠なもので、それは家造りにも当てはまります。木を使った注文住宅は、自然と調和した暮らしにとって重要な選択になるわけです。小さい頃から、本物の木に触れることで、自然の尊さを体験でき、物を大切にする子供に育つと言えます。そして、親と子供が一緒に木を使った創造的活動をすることで、豊かな感受性が育まれることになります。

長崎材木店がこだわるのは、地域の風土に深い関わりを持つ「木の家」です。古賀の地域は、古くは江戸時代から塩害防止用の防風林として、松の植林が盛んでした。その副作用で、松くい虫やシロアリの発生が他の地域よりも多くなっていました。それ故、当地で家造りを行う際には、素材選びから建築様式まで、優れた目利き能力が必要とされました。長崎材木店の初代は、各地の林業家を訪ね歩きながら、木の質を見分ける目利きの力をつけました。その中で、特に惚れ込んだのが宮崎県産の「飫肥杉」で、昔から造船の材料として名高いものでした。飫肥杉が油分を多く含み、腐れにくいのが特徴で、海外にも輸出されていました。また、芯材自体に殺蟻活性成分が含まれており、シロアリの侵入を防ぐことになります。こうした材料を使うことで、「次世代に残る家づくり」ができるわけです。

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